「あんなにがんばったのに」という悲しさです。これが続くと、子どもはがんばること自体、やめてしまうのです。「どうせ親は満足しない」と思ったら、がんばる意味がないからです
出典「子育ては心理学でラクになる」
親はまず、子どもをそのまま受け容れることが大切です。ありのままでいい。素晴らしい存在なのだ。まずは今回頑張れたことはすごかったよというメッセージを伝えるのです。
期待やめざすべき目標に対して、まだまだ足りないということが前面に立つと、そのがんばった誇らしさが悲しさに変わり、がんばることをやめてしまう、あるいは、言われたとおりに行動するロボットのような子どもになります。
「すごいね。がんばったね。」と、まずはそのプロセスの質を褒める。結果についてはその次で良いのです。 子どもの中で湧いてくる挑戦する勇気を引き出し、待つことです。