人間の欲望というのは、 「達成・快楽・意味合い・良好な人間関係・没頭」の5つからなります。
アメリカの心理学者、マーティン・セリグマンは、人の幸せは5種類に分かれると言ってます。
達成や快楽は、何かを努力してやり遂げる力の源であり、子どもが成長し、自信を身につけていく過程において、大事な項目ではあるのでしょう。
しかし、欲望に終わりはない。
何度クリームを塗っても乾き続けてしまう乾燥肌ならば、その体質そのものを改めなければならない。
特に、ある程度満たされてしまっている現代の社会では、大きな達成感を感じることは少なくなってきていて、むしろ満たされないことの方が多くなってきておりますます厄介だ。
だから、意味合い、人間関係、没頭を幸せの糧にする人たちが増えているのだとか。
ボクは家族といるときに幸せを一番感じます。読書に没頭して新しい気づきを得たときもうれしいです。
仕事には日々小さな達成感や成長したなという感覚を探しつつ、自分がやってることの意味を求めている自分がいますが、なかなか期待どおりいかないので、どちらかというと、いまやることに没頭して、それなりの充実感を得ているということかもしれません。新しい人との出会いも、楽しみにしていることの一つです。
あなたは、何に一番幸せを感じますか?
この本には、こんなグッとくる言葉もあります。
- 人の幸せは5種類に分かれる
- 非効率だとしても自分の「好き」を突き詰めよう
- 変化のスピードには「信頼」でしか追いつけない
- 「人」として認め合い、違いを楽しめ
- まずはただ没頭して自分の「好き」なことを育てよう
- 迷惑をかけてはならないという呪いを解こう
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
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尾原 和啓 幻冬舎 2017-09-28