ロマンと妄想は、紙一重だと思いますよ。正直ね。違いは 「そう言ってるけど、こいつならやりそうだね」と自分自身も思えて、相手にも思わせられるかどうか。
「すげえこと言ってるな。だけど、ヤツはやるかもしれないな」という事でしょうね。
箱根駅伝で連覇を成し遂げた青学大の監督、原晋さんによれば、ロマンと妄想は紙一重という。
誰もそんなことができるとは思えないような状況のなかで、ここを目指そうという「ロマン」を誰かが語るところから何かが始まる。
まずは本気で、自分がやれると信じて、行動していくこと。それが、自分たちにはできるという自信を仲間にもたらし、アイツならほんとにやってしまうかもしれないなと、周りの空気をも変えていく。
ロマンと妄想の違いは、本気さがあふれているかどうかなのだ。