もしかしたら、わたしに何かを伝えたいと思ってた人もいるかもしれない。
もしそうだったら、わたし以外の人には、伝えたいことを全て伝えるようにしてください。好きだとかきらいだとか、そういうすべてを伝えるようにしてほしい。
じゃないと、わたしみたいにいつの間にか死んじゃうかもしれないよ。
出典「君の膵臓をたべたい (双葉文庫)」
これは、重い病気で余命わずかだと告げられていた高校生「さくら」が遺書に記したみんなへのメッセージです。
誰かに伝えたいことがあるなら、ちゃんと照れずに伝えること。後悔しないためには、ちゃんと伝えることです。
ぼくも、母親に、もっとありがとうの気持ち、伝えておきたかったなぁ。