生きるっていうのはね、
きっと、だれかとこころを通わせること、
そのものを指して、生きるっていうんだよ
出典「君の膵臓をたべたい」
余命わずかを宣告されつつも、明るく毎日を生きようとする高校生の女の子「さくら」の言葉です。
未来に何かを成し遂げるために努力することが生きるということだとしたら、「さくら」には未来がない。
そんな彼女が考えている「生きることの意味」とは、「だれかとこころをかよわせることそのもの」でした。
未来のための今ではなくて、今しかないんです。
誰だってなにかの事故で明日死んじゃうかもしれないのだから、これはみんなに言えることなのだと思います。
心を通わせるためには、ココロを働かせなければならず、そのためには焦ってもいけません。目の前の人の心と自分の心をみつめ、大切にすることなのだと思います。