ブッダが自分自身を見出したとき 、存在するものすべては仏性を持っていることも発見したのです 。これがブッダの悟りです 。悟りとは 、なにかよい気持ちになることでも 、特別な心の状態になることでもありません 。正しい姿勢で座ったときの心の状態そのものが、悟りです 。
出典「禅マインド ビギナーズ・マインド」
坐禅の話です。
正しい姿勢で座ることで、こころが正しい状態になるということです。
心と身体が自分のものになり、心と身体が今ここにある状態となる。
それは何かを得るための手段ではなく、それ自体が目的であり、正しい姿勢で座ることで完結する。その状態が悟りなのだそうです。
何かのために坐禅しようという目的意識というか下心があれば、ココロはさまよってしまうようです。