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ネアカであれ。サイドステップを踏め。/「タモリ学」

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根が明るいやつは 、なぜいいのかと言うと、なんかグワ ーッとあった時に、正面から対決しない。必ずサイドステップを踏んで、いったん受け流したりする。

暗いやつというのは真正面から 、四角のものは四角に見るので、力尽きちゃったり、あるいは悲観しちゃったりなんかする

出典「タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?

 業界でいろんな人に会ったなかでタモリが見出した、人をみる切り口として、「ネクラ」と「ネアカ」がある。

「ネアカ」は、行き詰まりかけたときに、サイドステップを踏んだり、受け流したりして、柔軟に対応することができる。

ユーモアでかわせるということかもしれない。

これには、知性と余裕が求められる。最後はなんとかなるという覚悟が必要となる。

あるいは、なるようになるさという楽観。気負いのなさも必要なのかもしれない。

組織で仕事をしている人には、タモリの生き方を真似することはなかなかハードル高いように思う。ただ、その根っこのところが明るいこと、「ネアカ」であることの大切さを時々思い出すのはよいかもしれない。

かくいうタモリは、「ネアカ」と「ネクラ」の中間と自称しているそうだが。