私たちは何もしなければ 、ついつい悲観に流されてしまいます 。そうではなく 、意志を持つのです 。意志を持って楽観を選ぶ 。すると 「勇気 、率直さ 、信頼 、勤勉などが発達していく 」とアドラ ーは述べています 。
自分には能力があり、欠点もある普通の自分でも価値がある。
世の中の役に立てるし、誰かを幸せにできる。
他人は敵ではなく、たとえ失敗しても許してくれる仲間である。
そう思えたら、逃げずに思いきりチャレンジできる。
なんとかなるさという「楽観」が必要だ。
それは、意志を持って選ぶものである。
流されるままにいけば、いろいろ心配ごとが出てきて、悲観的になってしまう。人間は本能的に危険に敏感なのだろう。
だから、意志を持って楽観を選び、モノゴトに勇敢に立ち向かい、深刻に受け止めずにいくことだ。
久しぶりのアドラー本の新作、なかなかいいですね。