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疲労が蓄積しているチームには守りのリーダーシップが必要

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第2段階になると、仕事は最低限とし、チ ームを維持することに意識を向けなければならない。

「攻め 」ではなく 「守り 」のリーダーシップが求められるのだ 。

出典「自衛隊メンタル教官が教える 折れないリーダーの仕事

疲労が蓄積してくると、一晩寝ても疲れがとれない。それを疲労蓄積の第2段階と筆者は言っている。そんな状態になると、ひとは同じことをするのに2倍時間がかかる。

ちなみに第3段階とは、ウツの状態である。

他人に対する思いやりを持てなくなり、許容範囲も狭くなる。そんな崩壊寸前のチームが、なんとか最低限のラインを出しながら生き延びていくために、リーダーには守りのリーダーシップが求められる。

これをリーダーシップというのかマネジメントというのか、微妙ではあるが、頑張ればうまくいくとか、モチベーションを引き出すとか、そういう攻めのリーダーシップとは違う視点が求められるのだ。

疲れは目に見えないから、大丈夫そうに思っても、メンバーは相当疲れてしまっていることもある。ステレス疲労というものだ。リーダーは、まず今は守りなのかどうかを見極めることが大事である。

一人か二人がやられてしまえば、そこをカバーできる状況にはないので、総崩れになる。全滅とはそういう状態が多いというような話も書かれている。

守りも大切だ。