本人の蓄積疲労が第2段階になっただけなのだが、どうにもこうにも嫌なところが目について仕方がない。エネルギーが低下してくると、我慢する力も低下する。つまり許容範囲が狭くなっていくのだ。
疲労が蓄積すれば、「いい人」も「嫌な人」になる。疲労が回復すれば「いい人」に戻る。根本的に嫌な人というのもいるのだろうが、ほとんどはそれだけのことなのかもしれない。
疲労が蓄積すると、不安や焦り、怒り、不公平感などの感情が大きくなり、疑心暗鬼や卑屈な考え方をしてしまいがちになる。我慢する力が低下して、他人を許せる範囲が狭くなるのだ。
このような状況にあるメンバーは、勝手な想像膨らませて消耗したり、不安にかられて非合理な行動をする可能性がある。また、警戒心が高まり仲間と協力できなかったり、変に敵意が膨らんでチーム内がギクシャクする可能性もある。
これを防止する手立てもある。
それは、こまめにメンバーに情報を伝え、共有することだ。伝えようとすることだ。
メンバーの思いを聴くために、話を聞くことも大事である。
この状況にあるチームでは、メンバーからの報連相を待っているだけではダメなのだ。