リーダーの最大の仕事は、育成です。
育成するには、手を出さないことです。
手を出すのは、自意識があるからです。
手を出した方が早いし、ラクです。
部下に任せないのは、ラクな道を選んでいます。
育成は、よりしんどい道を選んでいます。
部下や後輩は、基本的に手が回ってない。
だから、単純にはいかないタスクが更に生まれたときには、自分がやってしまおうと思ってしまう。それがある意味思いやりというか、全体のバランスを見れている証だ。そう思ってきた。
しかしそれは、自分が楽になりたいための動きであり、ラクなみちを選んでるのだと言われてドキッとした。
本当に組織の成長を考えたときに、わかっていても、悪者になったとしても、あえて任すという行為が大切なのだ。
知らずに任せきりになってることと、あえて任せていることは、結果は同じだが、伝わるものがあるはずである。
そうして自分を乗り越える存在を作るのだ。
過去にはこだわらず、後輩を育てて、自分は新たに成長していく。
そんな生きざまがいい。