『君の名は。』は「時間感覚」のある新海誠監督が観客を飽きさせない間合いとストーリーの構成を考え抜き、無駄なシ ーンを切りまくっていた。 『君の名は 。』が示してくれたように、時代をとらえたヒットやサービスを生み出すには、今の速い「時間感覚」を意識することが大切だ 。
短時間でやれることがどんどん増えている。
そうすると、同じ時間を長く感じるようになる。時間感覚が速くなっているのだ。
みんなが高速道路をいつも走っているような感じだろうか。そんななかで、信号がたくさんある普通の道を通ることはストレスになる。
だから、そんな人々の時間感覚を意識したサービスや空間を作っていくことだ。
翌日配達のAmazonや楽天はもちろんだが、映画のストーリーにまで、その感覚を満たすことの重要性が高まっているのだ。そういえば、ワンピースも、ストーリー展開、早かったなぁ。
ただ、ときどきは、サービスエリアも必要だ。サービスエリアは、結構いつも混んでる。
どちらかなのかもしれない。