『先入観は可能を不可能にする 』という言葉は今でもはっきりと覚えています 。
花巻東高校野球部の佐々木監督は、自分が影響を受けた言葉を生徒にも伝えるために、書いて張り出していたそうだ。
高校時代の大谷翔平選手が大きな影響を受けた言葉がこの「先入観は可能を不可能にする」というものだ。
素直に成長したいという気持ちを持てていなければ、そんなありがたい言葉に対しても、何をカッコいい、それっぽいこと言ってるんだと、心に留めることもできないかもしれない。
しかし、素直に育ち、目標を明確に持ち、人がやったことのないことをやりたいという思いが強かった彼にとって、この言葉は取り分け響いたのだろう。
先入観というものが、自分を縛る鎖になることを高校生ながらに、はっきりと認識したのだ。
これはデカイだろうな。
そういうことが、高校生で時速160kmの球を投げるとか、二刀流という新しい歴史を切り開くことにつながっているのだ。