成功するとか失敗するとか 、僕には関係ないんです。それをやってみることのほうが大事なんです。そう言い切ったので、僕は 『ああ、それが大谷翔平だな』と思えたし、その瞬間に僕のなかにあった疑問というか、わだかまりというか、 『本当に行っていいのかな?』という思いが消えました。やっぱり (アメリカへ )行かせなきゃいけないんだと感じましたし、本当にメジャーへ行くことを求めているのであれば行くべきだと思いました
うまくいくかどうか、それを考えているのは判断の世界で生きているからだ。
そんなことは関係ない。
やってみることの方が大事だと大谷翔平選手は言い放ったという。
やってみたらどうなるだろう。そんな未知の世界への思いを実行して確かめていくことこそが何にも変えがたい彼の価値観なのだ。
もし失敗したら、そこから学べばいい、やってみなければ何も変わらない。そんな超成長思考なのだ。
判断ではなく、決断する。
答えのない世界に飛び込むかぎり、決断するしかない。
やれるかどうかではなく、やりたいかどうかなんだ。
そして、大谷翔平ほどの大選手でさえ、大選手だからこそなのだろうが、監督への説得、交渉を粘り強く続け、思いを伝え続けて、ようやく前に進めている。そのことも、とても印象的であった。