教育の現場にいる者や、たとえばスポーツにおける指導者もそうだろう、そして子供に寄り添う親たち。
そんな大人たちにとって一番大事なことは 「先天的な思いや信念を生かしてあげること」だ
自分の思いとか、湧き上がるもの。
そこに沿って行動する人間がやはり強い。
本人の先天的な思いや信念がもっとあるんじゃないかと、一緒に探すこと。
それが、周りの教育者や大人に求められることなのだ。
大谷選手を支えてきた人たちは、自分のエゴとか保身を捨て、本人のまっすぐな思いを大事に大事にしながら、彼の成長をサポートしてきたという。
栗山監督は、大谷選手がアメリカに行くという時、残ってくれた方が自分のチームは勝てるとか、そんな気持ちは奥にしまいこんで、むしろ早過ぎて潰れるんじゃないかとか、そんな心配と戦いながら、彼を送り出したようだ。
親として、または、会社の同僚として、この子は、この人は何を大事にしたいのかな。どうなっていきたいんだろう。そんな思いを感じとりながら、一緒の時間を過ごしていきたいと思った。