新しい問題を発見して解決するのは、『勉強』ではなく『研究』です。 勉強と研究の違いを知ることは、21世紀をクリエイティブ・クラスとして生きていく上できわめて重要なキーワードだと思います。
出典「これからの世界をつくる仲間たちへ」
ある問題を高い処理能力で解決するとか、会社の中のルーチンワークを素早くこなしていくという歯車的な存在なのであれば、ホワイトカラーもブルーカラーもなく、AIに仕事を奪われる時代になるという。コンサルタントさえも、そのグループに属するとされていたことは、少し意外だった。
これから価値を生むのは、インターネットをたたけば出てくるような知識ではなく、新しく問題を発見して解決できるような専門知識やノウハウ、特に暗黙知である。情熱をもって人とコミュニケーションしていく生きざまさえも、そこには含まれるのかもしれない。
そんな知識や情報を持つ「クリエイティブ・クラス」が価値ある存在になる。
勉強と研究の違いをはっきり認識しよう。
みなが自分のラボラトリーを持つべきなのだ。