知識の習得において、「経験」を非常に重視したベーコン(1561~1626。「イギリス経験論の祖」と言われる)がいいことを言っています。
「お金は肥料のようなもの」と。
人が学ぶのは、本、人、旅。
その3つの存在が大きいのだと、筆者の出口治明さんは言う。
本を買うにも、人と会うにも、旅に出るのにも、ある程度の出費が伴う。
しかし、お金を貯め込んでいても仕方がない。
蓄えがある程度あるならば、お金を使って、経験を増やしていかないと、成長できない。
なにより、楽しくない。
お金は肥料のようなもの。
お金がなくて餓死するようなことは稀となった今の世の中ほど、豊かな時代じゃなかったのかもしれない、こんな昔の人でも、お金のことをそう語っているのだ。