子供は 「ものすごく難しいこと 」はやりたがりません。でも、「ちょっとだけ難しいこと」だと、挑戦したがります。
ヨコミネ式の教育が大切にしている3つ目のスイッチが「子供はちょっとだけ難しいことをしたがる」というものだ。
うちの子は、勝てっこないと思った勝負は、確かにやりたがらない。難しいと思ったことはやってみることさえしない。なぜ、そんなに弱気なんだろうかと、もどかしさを感じていたのだが、みんな基本はそうらしい。この高さから飛び降りれるかどうかを身体が判断するような本能的な動きに近いのだ。無理と思ったらやらない。しかし、不思議なことに、ちょっとだけ難しいことなら、やりたがるのだ。
ちょうどいいハードルの高さを設定することが、ものすごく重要である。そのためには、子供のことをしっかりと見ておく必要がある。