どんなに戦略的に合理的なものであっても、それを耳にした人をワクワクさせ、自分もぜひ参加したいと思わせるような 「真・善・美」がなければ、それはビジョンとは言えません。
会社に閉塞感が漂っているとすれば、それは、行き先もわからないのに、ただひたすらに頑張れと言われているからかもしれない。
この話を聞いて、ドキッとした。図星である。
なぜやるのか。どこへ向かっているのか。
ビジョンが社員に伝わっていないのだ。
売り上げ目標とか利益率。それも存続していくには大切だ。それはわかる。
しかしそんなことよりも、まずは、働く人の心を揺さぶるような言葉が足りていないのだ。
たしかに、若手社員と飲んで話していても、淡々と働きたいというヤツもいるけれど、どうせなら、ワクワクして働きたいというヤツが多い。
彼らは、ワクワクできるような言葉を待っているのだ。そんな言葉を生みだすには何をGOODと考えるか。美意識と価値観を磨かねばならない。