美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。
そのようにして見つけだした知識は、しっかりと身につきます 。
なるほど。とにかく感性を豊かにすることが大事なんだ。センスオブワンダーってやつを磨くことだ。
同じ景色を見たとき
同じモノに出会ったときに、
何を感じ取れるか。
何かを感じたら、
もっと知りたいと思う気持ちが生まれる。
そして、知れば知るほど知りたくなる。
人生が豊かになるのだ。
「すべてはキミの「知りたい」から始まる」
これは、京都市立堀川高校が掲げる言葉だそうだが、すべての入り口には、驚きや感動といった感性があるのだ。
親として、子供の感性を磨くために何ができるのか。この本にはたくさんのヒントがあったが、以下のように理解した。
- 同じものを一緒に見て、体験して、これってすげえよなと、モノの見方、つまり視点を教えてあげること。家族で共有すること。
- 問いかけることで、自分が感じたことに気づき、言葉に出せるようにサポートすること。
- 驚きと感動を解説できなくてもいい。ただ、出会わせてあげるだけでもいいらしい(感じるときは勝手に感じるのかな)