不安に耐えるために大事なものは何かというと、それは「勇気」です。
(中略)
事実を直視して、そこから逃げないことを勇気と呼ぶのです。
人は誰しも、不安になるときがあります。
不安を感じさせるような事実に、目を向けたくないと感じてしまいます。
しかし事実に目を向けなければ、適切に対処することが難しくなります。
わからない中で、ヤケになり、無謀に飛び込むということにもなりかねません。荒っぽく突っ込んでいくのは勇気ではなく、無謀です。
不安に耐えるためには勇気が必要である。
そう筆者は言います。
まずは、漠然とした不安から一歩踏み込んで、何が起こっているのかという事実を直視し、理解すること。自分は何に不安を感じているのかを知ることです。
そして、恐れを抱きつつも、逃げないこと。
むしろ、恐れを活かして、準備すること。
それが勇気だということなのだと思います。
不安には勇気で立ち向かいましょう。