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責任を逃れるための形式主義ではなく、結果を出すために現場で正しく判断しよう

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つまり「正しく判断する」には、ただアルゴリズムとして厚労省の基準に従いましょうということではダメで、自分で頭を使って考えなきゃいけないわけです。

出典「新型コロナウイルスの真実

真実が捕まえきれていないものに対しては、

どんな対策をどこまでやっていけば良いのかわかりません。

 

そんな状況において、社会の混乱を和らげるには、

やはり、ある程度のガイドラインを定めることは大事なことだと思います。

 

しかし、それは、科学的に十分に裏付けられたものであるとは限りません。

 

もちろん、それに従う形を作っておけば、責任は問われにくくなるし、

都度考える手間が省けます。

 

しかし、形式ではなく、結果を出すには、

状況をしっかりと把握したうえで、

自分の頭で考え、判断しなければならないのです。

 

例えば、熱は出ていないが、感染者と濃厚接触したと見られるならば、

検査を受けるべきですし、検査の感度の問題で陰性を示す可能性もあるので、

たとえ陰性であったとしても、念のため2週間待機するという判断が必要になります。

 

職場のリモートワークをどこまでやるかどうかについても、それぞれの現場で、やれることを考えることが大切なわけです。

 

設定されていたガイドラインも、少し遅れながらも、適宜更新されていくわけなので、現場がとにかく言われたことを守っているという形式主義では後手に回ることになります。

 

責められないことだけが目的ではなく、

結果を出す(今回の場合、新たな感染者を出さない、広げない)ことが大切なので、

それぞれが都度、正しい判断を行うことが大切なわけですね。