子どもたち、選手たちが「自分のことを本当によく見ていてくれる」という安心感を持つように接すること。まずはそれができないと「この人の言うことなら間違いない。やるぞ!」とはならないものです。
選手や子どもたちから信頼を得られなければ、何か伝えたくてもうまく伝えることは難しい。
なにも知らんくせにわかったようなこと言わないで欲しいと思うのが人ですから。
だから、ちょっとした小さなことを褒める。
気づかう。認める。
「どうした?」と話を聴く。
そんなちょっとした会話のなかで、この人は自分のことをよく見ていてくれるなぁという安心感を得るところから、コミュニケーションは始まるのですね。
よく見ること、見守ること。
それがすべての始まりなのです。
分かろうとすること、それは愛のなせる技です。