日本の国立精神 ・神経医療研究センタ ーの朝田隆氏 、高橋清久氏らが高齢者337人のアルツハイマ ー患者とその配偶者260人の「昼寝の習慣と認知症発症リスク」についての解析をおこなった 。興味深いことに、「30分未満の昼寝」をする人は 「昼寝の習慣がない」人に比べて、認知症発症率が約7分の1だった 。
出典「スタンフォード式 最高の睡眠」
20分程度の昼寝をすれば、パフォーマンスが高くなることは知られている。
昼休みに昼寝をするのは日課であるが、午後をスッキリした頭でスタートできるのは昼寝のおかげだというのは日々実感している。
この実験は、認知症についても、30分未満の昼寝はとてもいいということをこの実験は示している。
ただ、もう一つの結果があり、1時間以上昼寝をする人は、認知症発症率が2倍も高かったという。つまり、長すぎる昼寝は良くないということだ。
あまり寝過ぎないような環境で昼寝した方が良さそうだ。