ものごとをフラットに観察し、新しい切り口を発見する「眼 」と、それをしっかり形にしていく「根気強さ 」。それと、自分の考えを正しく伝える「コミュニケーション能力」さえあれば、デザイナーとして食いっぱぐれることはありません 。
デザイナーに求められる3要素は以下であるという。
- 眼
- 根気強さ
- コミュニケーション能力
この本を読むまでは、デザイナーにはセンスが必要だと思っていたが、センスは3つの中に入っていない。
センスよりもそれを思う気持ちがあれば努力ができ、根気強く努力できれば大抵はカバーできる。そういうことなんだろう。
(アイデア出しには誰よりも好きでいることが重要 - 1分★読書)
この3つが大事になるのは、デザイナーだけではない。問題解決を担うすべての人にとって、彼らは大切になるだろう。
「眼」を養うことが一番ハードルが高いと感じる。先入観を捨て、フラットに考えたときに、新しい切り口を見いだすには、多くの勉強や経験に基づく直感も必要だが、経験がまた先入観を生むので、頭の感覚を柔らかく持たねばならない。
アートとデザインの違いってなんだろ。