「多動力 」というのは、あれもこれも手を出す力のように思えるが全く違う。自分にしかできないこと、自分がワクワクすることだけを選び取る力なのだ。
出典「死ぬこと以外かすり傷」
堀江貴文さんの「多動力 」を編集した箕輪さんならではの解釈が述べられている。
たくさんのことを動かしていく「多動力」の真髄について、二つのポイントが語られている。
一つは、不動力。
つまり、自分にしかできないこと以外は人に振りまくる力だという。そこまで、誰かを惹きつけるアイデアやコミュニケーション力があるからこそ、他人がついてくるんだろう。
もう一つは、まず何か一つで突き抜けること。あれこれ手を出すのではなくて、何か一つでトップにいるからこそ、横展開が可能になるという。「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」にあるように、100人に1人の存在になれるジャンルを3つくらい持っていれば100万人に1人のレアな存在になれるということからすると、トップとはそういうジャンルの合わせ技でも良いに違いない。
つまり、自分がレアキャラとなった上で、自分にしかできないこと以外は他人にお願いしまくることで、たくさんのプロジェクトを動かせていけるのだ。
この本については、こちらにまとめたので、ぜひどうぞ。