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成長するためには生存本能を信じて極端な環境に身をおこう/「バカとつき合うな」

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なにか新しい才能がほしかったら、そういう環境に自分を追い込めばいいんです。

設計図を書きすぎるというのは、これと真逆です。

出典「バカとつき合うな

新しい世界に飛び込むのは怖いですよね。

うまくやれるのだろうか。

そんな力は自分にはないから無理だよな。

そんなふうに考えてしまいがちになります。

しかし、自分の生存本能を信じて、極端な環境に身をおくことによって、必要な能力が備わってくるというのが今回の話です。

必要にかられて、能力は備わるのです。

生き残るために。

だから、先に宣言してしまって、自分を後戻りできない環境に追い込もうと著者のひとり、西野さんは言います。

チャレンジするときに絡めとられそうになる不安に勝つにはロジックが必要という話と、まずは飛び込めというこの話は相容れない関係にあるのかもしれないが、生存本能によって成長できるというのが、そのロジックなのかもしれません。

自分や周囲の今の実力に基づいて、細かく計画を立てすぎてしまったら、成長できるチャンスを失ってしまう。やはりチャンスというものは、タイミングも大切で、その瞬間にやりますと手をあげないと逃してしまいます。

予定調和の先に、成長はないということでしょう。

孫子の兵法的には、負けない戦いをするためには、彼を知り、己を知ることが大切だ。

しかし、成長していくためには、今の実力に縛られてすぎるのではなく、自分の力を信じる力が必要なのです。