勉強をすることが、家族や友人などとの人間関係を深くすることにつながり、それがひいては生きる喜びにつながる。
人はなぜ勉強するのか?
勉強しなければならないのか?
この問いにはいくつかの答えがある。
一つは、お金を稼いで自立していくため。
しかしそれだけでは寂しい。
これだけを子供に伝えても、やや重たい話になってしまう。
じゃあ、もう少し前向きに言うと、いろいろ知らないことをわかった方が面白いから。自分の世界の話ではあるが、こういう言い方もできる。
しかし、この本にあったのは、何か世の中に貢献したりするためという壮大な話でもなく、まずは家族や友人を助けられるからということ。彼らが困ったときに、知恵を出して助けたりすることができるようになるために、ぼくらは勉強するんだよという話。
なるほどである。