いい結果は、正しいプロセスを経てこそもたらされる。逆にいえば、どんなにいい結果が出たとしても、正しいプロセスを踏んだものでなければ、しょせんは偶然の産物にすぎない。
出典「野村のイチロー論」
結果が大切なのは当たり前だ。そうでなければ、プロの世界では生き残れない。
イチロー選手は、結果への強いこだわりは持ちながらも、やはり「プロセスのなかで自分がどうあったかが、すごく大事」と言っている。
野村克也さんは、このイチロー選手の言葉を踏まえつつ、結果を長続きさせるにはプロセスこそ大事という持論をこの本で強く語っている。
再現性を高くするためには科学が必要という話であろう。
しかし、プロセスをちゃんと踏んだかどうかで、納得感や感動の度合いも変わってくるという側面も見逃せない。
人生をエモーショナルに生きるためにも、プロセスは大事だとボクは思う。