ファンとは商品そのものではなく、商品が「大切にしている価値」を支持している人である。ということは 「価値 」にファンがつく、ということだ。
出典「ファンベース (ちくま新書)」
少数のファンを大切にすることで、売り上げ確保はもちろん、時代に追従しながらうまく変化し、存続していける。
成熟した社会において、ますます大切になるファンをどうすれば獲得し、ファンとの強固で良好な関係をどうすれば築いていけるのか。
この本は具体的に教えてくれている。
一つの手がかりは、「大切にしている価値」をはっきりさせることだ。
この商品いいんだよねという機能だけではなく、その商品の材料や生み出されるプロセス、デザインのコンセプトにおいて、大事にしていることはなんなのか。
そういった価値やストーリーにファンがつくのだ。