情報ばかりが優先してしまう社会では、どうしても未来からの逆算をして、この Have to ( ~しなければいけない )という状況に多々あってしまう 。
情報が溢れている。
何かをやりたいと思ったとき、こうすればいいという方法も、インターネットをたたけば、わかりやすくまとめられている。調べさえすれば、無駄足を踏むことも少なくなっている。
未来が予測できる気になってしまう。
それが計画的ということだし、やはり、「たまたま散歩していて、気づいたら富士山の山頂に登ってました」ということはないのだから、ある程度、目標を持って、調べて、行動することは大事なことである。失敗も起こりにくいだろう。
しかし、こんな未来が欲しいなら、こうしなければならないという発想に縛られ過ぎてしまう。それは楽しくない。未来が見えすぎるのが良いとは限らないわけだ。先が見え過ぎてもつまらないわけだ。
高い目標は持ちつつも、未来からの逆算はそこそこにするという絶妙なバランス感覚が、楽しく生きていくための鍵となる。