もっとやれる。それがあきらかなときにだけ、 「発破をかける」というやり方には効果が期待できます。
なぜ、こんなことになってるんだ?
もっと君たちならできるだろう。
発破をかけるのは、じつは相手のことを認めているからであり、褒めていることに近しい。ある意味、リスペクトしていることでもある。
本心からそう思っているときにだけ、この人は厳しいことを言うんだということが、相手にもわかっているからこそ、この人が言うとおり、自分たちはもっとできるんだという気持ちになる。背中を押す言葉になる。
期待をうけることはプレッシャーにもなるが、期待してくれる人を裏切りたくないという気持ちの方が人は強いのかもしれない。
まず、この子はすごいと信じること。その上で、もしその子が力を出そうとしていないときには、心の底から発破をかけよう。