オヤジの「いいよ」は「信頼してるぞ」のメッセージに聞こえました。
どんな状況でも子どもの味方。
シンプルですが大切な親の役割です。
この話は、筆者の宝槻さんが「高校やめたい」と言ったときに、お父さんが「いいよ」と返したときの話です。
子供が何かをやりたいと言い出したとき、どんな風に反応していますか?
危ないなとか、将来的に選択肢を狭くなるかもしれないなとか、そんな親としての心配が頭をよぎるのではないでしょうか。
だけど、そこそこ大きくなり、自分のことを自分で考えられるようになってきた子に対しては、その子を信頼して任せるという側のポジションを取りたいものだと、この本を読んで改めて感じました。
とにかく「信頼してるよ」「味方だよ」というメッセージをいかに伝えるかが大切なんですね。
そう考えると、保護者という言葉が本当にしっくりこなくて、むしろ、それぞれのプレイヤーを支えるコーチみたいな存在でありたいと思いました。