「組織の能力を最大限に引き出し、また子どもたちの能力も最大限に引き出すのに、最も大事なことは何だと思いますか?」
大久保先生はこうお話されたのです。
「とにかく明るい空気をつくることが大切だ」と。
人が、その能力を最大限発揮するためには、何が大切でしょうか?
大久保寛司さんによれば、それは、「とにかく明るい空気を作ること」だそうです。
これさえあれば大丈夫というよりも、むしろ最低限、こうじゃないといけないという話なのだと思いますが、まずやるべきは、明るい空気を作ることです。
明るい空気があるからこそ、脳にいいホルモンが出て、前向きなアイデアが出てくるし、普段やらないようなことも、やってみようかな、話してみようかなという気になるのですね。
そして、なんか面白そうだぞ、未来は明るいかもしれないぞと、ワクワクしてくればこっちのものです。
組織にいて仕事をするとなると、ついつい真剣になってしまいます。
家族の中で、一人先回りして家族の未来に思い悩んでしまえば、やばいオーラを放ちながら、眉の間にシワがついてしまうかもしれません。
ニコニコと笑顔で、機嫌よく、明るい空気をつくることが、まずは何より大切なのです。
そこを第一に考えてみましょう。